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「『本気で人生を変えたい』人にこそ、
【大人の受験】は開かれる。
さあ、あなたの正解を見に行こう」―本文―
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こんにちは!
化学は大学教養レベルを講義します。
理系大学出身の方に限定した話ですが、
物理学の場合、受験で物理を選択しない方がいます。生物も同様です。
しかし、化学は大体の方が選択するので、
大学生自体の化学に対するリテラシーは物理・生物に比べて高くなります。
このため、化学はどの大学も高レベルの出題(大学教養レベル)をしてくる傾向にあります。
高校レベルでは扱わない、若干先進的な内容が含まれている場合でも、
学習の順序さえ間違わなければ、
(医学部編入で学習すべき範囲についても、上記リンク先の記事に示してあります)
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化学の学習方法
化学の勉強法 (記事)
有機化学
有機化学は、自習しにくいともっぱらの評判です。
これは理解すべきこと・学力向上のためにやるべきことが
他の科目とは異なること、
また多岐にわたることが原因であると考えています。
というのも、物理学は現象理解と数式記述、
生命科学は現象理解と文章記述であるのに対し、
有機化学は現象理解に対して、数式記述も文章記述もあるだけでなく、
化学構造式(しかも立体化学がわかる形で)を記述しなければならないからです。
語弊を恐れずに言えば、
- 文章という1次元的情報から理解した2次元的理解(論理構造)を
- さらに脳内で3次元空間の動きに拡張(頭の中で動画・絵を描く)し、
- さらにそれを実際に解答できなければならない
…のですから、まあまあ大変です。
これに対して最初から教科書・参考書・演習書だけを渡されて、
「さあ、やってごらんなさい」と言われても、なかなか頭も筆も進まないのではないでしょうか。
そこで、そのような状況に陥っているあなたに対して、
ある意味助け舟ともなる「講義」をプレゼントしたいと思います。
僕もかつて(高専生の時ですが)、
授業だけでは有機化学を理解できず、かなり焦った記憶があります。
そのとき、理解を促したのはやはり教科書に食らいついて手を動かしまくったおかげですが、
これと同じことをあなたにも行うように言うのは、いささか酷だと感じています。
というのも、医学部編入試験では、ほかにもやらならければならないことが目白押しだからです。
そこで、僕がかつて理解に躓いたことある部分に着目して、
その点を重点的に説明していきたいと思います。
そのために、説明も板書も無駄を一切省きました。
もちろん、そのうえで、板書はすべて手書きで写していただき、
動画の進行とともに、僕と一緒に考えていただく必要はあります。
しかし、それを着実にこなしていただければ、
あなたの理解は着実に進んでいくことでしょう。
そのうえで、僕がすでに紹介した演習書群を適切な順に進めていただければ、
有機化学に関しては、あなたは合格者レベル以上の実力がつくはずです。
序章
結合論
結合論① 周期表と電気陰性度
結合論②-1 化学結合の種類と、分子軌道
結合論②-2 混成軌道の成り立ち
結合論③-1 炭素同士の結合様式の性質
結合論③-2 各種元素同士の結合様式の性質
結合論④-1 形式電荷
結合論④-2 共鳴
アルカン(および立体化学)
アルカン① 性質・物性
アルカン② 命名法
アルカン(立体化学)③-1 立体配置(構造式)の記法
アルカン(立体化学)③-2 立体配座の安定性
アルカン(立体化学)③-3 立体配置の安定性
アルカン(立体化学)③-4 R, S表記法
アルカン(立体化学)③-5 鏡像異性体とジアステレオマー
アルカン(立体化学)③-6 E, Z表記
アルカン④-1 有機化学反応の分類
アルカン④-2 アルカンの反応
アルケン
アルケン序 反応の全体像
アルケン① 求電子付加反応の総論と一覧
アルケン② ハロンゲンのanti付加
アルケン③ 酸のMarkovnikov付加
アルケン④ 共役ジエンへの1,4付加
アルケン⑤ ホウ水素化を経由した反Markovnikov付加
アルケン⑥ アルケンの酸化
アルキン
アルキン① アルキンの性質
アルキン② 求電子付加反応ー1
アルキン③ 求電子付加反応ー2
アルキン④ 酸性度
芳香族
芳香族① 性質
芳香族② 求電子置換反応-1
芳香族③ 求電子置換反応ー2
芳香族④ 求電子置換反応ー3
芳香族⑤ 求電子置換反応ー4
芳香族⑥ 求電子置換反応ー5
芳香族⑦ 求電子置換反応ー6
芳香族⑧ 求電子置換反応ー7
※補足① 共鳴の極限構造
※補足② 有機化学暗黙の了解
※補足③ 芳香族求電子置換反応の細かい(けど重要な)話
芳香族⑨ ナフタレン
芳香族⑩ ヘテロ環芳香族
求核置換反応と脱離反応
求核置換と脱離① 総論
求核置換と脱離② SN2
求核置換と脱離③ E2
求核置換と脱離④ SN1とE1
求核置換と脱離⑤ 機構と条件の比較
ハロゲン化アルキル
ハロゲン化アルキル① 合成法
ハロゲン化アルキル② Williamsonエーテル合成
ハロゲン化アルキル③ アミンの合成
アルコール、フェノール、チオール
エーテルとスルフィド
カルボニル化合物(アルデヒドとケトン)
カルボン酸とその誘導体
アミン
構造決定・分光法
Advanced反応バンク(難関大学向け)
無機化学
結晶
分析化学
成書:
道具箱:
量子化学
※量子化学は、物理学の量子力学が終了してから始めてください
角運動量(方位量子数、磁気量子数)
水素様原子(主量子数)
多電子原子
変分法と永年方程式
分子軌道法
水素分子イオン 結合性軌道と反結合性軌道
軌道間相互作用
結合次数
異核二原子分子とHOMO/LUMO
混成軌道
ヒュッケル近似
成書:
道具箱:
化学熱力学
※化学熱力学は、物理学の熱力学が終了してから始めてください
化学反応とエンタルピ
相転移と転移エンタルピ
微視的状態数とエントロピ
相平衡と自由エネルギ
マクスウェル関係式とその応用
化学平衡と化学ポテンシャル
溶液のモル分率と相平衡
溶液の束一的性質
電解質溶液と解離定数
成書:
道具箱: