【医学部編入】有機化学講義023「アルケンその4 共役ジエンへの1,4付加」

 


こんにちは!

ぶっでぃです^^

アルケンの主たる反応である求電子付加反応について、続きを行っていきます。

今回のテーマは「共役ジエンへの1,4付加」です。

共役ジエンとは、その名のとおり、

  • ジエン:2つの(ジ)二重結合を持つ(エン)
  • 共役:二重結合と単結合が、交互に配列している

という意味です。

共役ジエンに対して、前回説明したような酸の付加が起こると、どのような生成物が得られるのでしょうか?

…普通に考えると、1,2位の炭素に対してMarkovnikov付加が起こると考えるのが自然ですよね?

ところが、そうはならないのです。

実際の生成物は1,2位のみならず、1,4位への付加生成物が得られます。

これは、共役ジエンに対して、まずは通常のMarkovnikov機構でプロトンが付加した後、

1,2位および1,4位、両方のカルボカチオン中間体が生成しうるためです。

このカルボカチオン中間体のうち、

どちらが優勢になるかは、温度条件によります

温度が低い(0-20℃付近)場合

1,2位カルボカチオン中間体にアニオンが付加する反応の、

活性化エネルギーの山は越えられるが、

一方で1,4位カルボカチオン中間体にアニオンが付加する反応の、

活性化エネルギーの山を越えられるほどのエネルギーを、反応系に与えることができない。

よって、1,2付加生成物が選択的に得られる

これを、反応論的支配と呼びます。

温度が高い(40℃付近)場合

1,2位カルボカチオン中間体と、1,4位カルボカチオン中間体とでは、

後者の方が平衡論的に有利である(=エネルギー的に安定である)

よって、1,4付加生成物が選択的に得られる

これを、平衡論的支配と呼びます。

詳しくは動画をご覧ください^^


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