【医学部編入】ボキャビルダーの有効な活用法! 英単語力を能率的に伸ばそう!

こんにちは!

ぶっでぃです^^

テーマは、

ボキャビルダー英単語力を能率的に伸ばそう!

です。

この記事は【医学部編入】英語の勉強法を読んだことのある方を想定して書いています。

まだの方は、まず【医学部編入】英語の勉強法からご覧ください^^

さて、このサイトでは、これまで一貫して

英単語(一般語彙)定着のための教材としてボキャビルダーを指定していました。

今回の記事では、「その心は?」「効果的な利用法は?」

の部分にフォーカスを当ててお話しします^^

  • 早速、効果的な利用法(具体論)を知りたい方:
    ・・・>>実践編2からお読みください
  • 「ボキャビルダーを勧める、その心は?」を知りたい方:
    ・・・>>実践編1からお読みください
  • 記事全体の内容を1分で知りたい方:
    ・・・>>まとめからお読みください
  • 英語学習法の全体像/前提知識からじっくりと知りたい方:
    ・・・最初から順にお読みください
目次

【序論】おさらい ―やはり基礎要素の習熟が何より大切

もしあなたが、

TOEIC750点以下で、さらに英語力を伸ばしたいと思っているなら、

今一番必要なものは、「基礎要素の習熟」かもしれません。

というのも、TOEICでは750点以下においては、

語彙/単語力文法力といった

基礎的事項の習熟が不足しているといわれているからです。

医学部編入試験における「英語」の出題に限っていうと、

ぶっでぃが考える、極めるべき(=修練すべき)基礎的要素と、その学習順序は以下の通りです。

分野 I.用語 II.理解 III.定着 IV.記述
英語 一般語彙

医学語彙

※III.反復的な要素あり

文法力

読解力

和訳力
(TOEIC対策なども1つの方法としておすすめ)

同左
(日常的に英語に触れつつ訓練)
医学部編入の英語試験問題
KALS模試、過去問、成書)を、毎日大問1題のペースで解く

(参考記事:【医学部編入】英語の勉強法

(※学習順序は、I.→II.→III.→IV.の順でなければ効果はありません)

上の表に基づいてお話しすると、

基礎的修練の事項(I.用語、II.理解、III.定着)が身につかないうちに、

いきなり実戦的な医学部編入学の英語の出題(IV.記述)を演習しても、

だいたいは

  • 問題本文(リード文)の意味を正確に掴むことができず、ゆえに正確な解答を書くことができない(もしくはリード文の全訳を読んで「わかった気になる」だけで終わってしまう)
  • わからない単語・構文を調べるのに時間を費やしてしまう
  • スムーズに読めないイラつきと、時間が刻々と過ぎ去っていく事実を目の当たりにし、モチベーションが下がる

・・という事態になる公算がかなり高いです。

そして、基礎的修練事項(I.用語、II.理解、III.定着)のうち、

最も重要なものは「I.用語」であり、

そのなかでも特に重要なのが、一般語彙力・単語力なのです。

(というのも、単語を知らなければ、それ以外の語学の学習をしても無意味だからです。木の意味を知らない人に、林や森の概念を伝えようとしても伝わりません。それと同じです)

【総論】英単語力を、「能率的に」「楽しく」「着実に」定着させる方法

英単語力を効果的に高めるコツは3つあります。

【コツ①】反復することが前提であること

【コツ②】継続のハードルを下げること

【コツ③】反復の効果が最大化されていること

1つずつご説明します。

【コツ①】反復することが前提であること

まず、英単語力を高めるうえでの前提は、

反復を伴うことです。

なぜ、反復する必要があるのでしょうか?

よく世間で行われている方法、たとえば

単語帳を眺めたり、単語カードをめくったり、例文を覚えたりしたり、

これらはすべて反復を伴います。

もしかすると、あなたが中学生・高校生のころは、「1日で100単語覚える!」ことができたかもしれません。

しかし、(感覚的なものですが)25~30歳を越えたあたりから、英単語を「見ただけで」「一発で」覚えるのがかなり辛くなってきます

これは、脳は、「僕たちにとって重要だと思うもの」しか覚えられないという特徴をもつからです。

具体的には、以下の3つです:

  1. 興味あるもの
    (=生存、安心/楽しむ、貢献/寄与、承認、達成・・・などの欲求にとって有益なもの)
  2. 常日頃 目にしているなじみのもの
  3. 失敗の経験を回避するためのもの

1.興味あるもの

合格したい、上司に言われた、年収をあげたい、昇進/出張に必要・・などの

「英語学習の動機付けを明確にすること」は、

英語学習をあなたにとって興味あるものとするための取り組みです。

ただし、マインド、メンタル、精神論的な取り組みでもあるため、

具体論を示しにくく、また「行動」によって即座に結果に結びつけにくいという特徴もあります。

(なお、英語学習の「習慣化」に成功さえすれば、英単語力向上の取り組み自体があなたの「興味の対象」になっていくことはあります。徐々に、かつ時間はかかりますが・・)

2.常日頃 目にしている、なじみのもの

人は、常日頃目にしているものに親近感を覚え、

なじみのものから「信頼」「安心」を得ようとします。

つまり、常日頃の反復によって、繰り返しインプットを行うことで、

脳はそれを「(生存・安全のために)重要なもの」と認識するようになり、記憶するようになります。

(上記のような心理学的/マクロ的な説明のほか、ニューロン・ネットワークのうちある情報を担当するシナプスの可塑性自体が、頻回の刺激で伝達効率が向上するという神経科学的/ミクロ的な説明も可能です)

3.失敗の経験を回避するためのもの

まず根本として人間は「失敗を回避したい」と願う生き物であることを知っておくとよいと思います。

人間が衣食住の欠乏を気にせず、安心・安定・安全を前提にした生活ができるようになったのは、ここ数十年の話ですが、

それ以前は基本的に失敗すると死ぬリスクが高い社会でしたし、失敗は自己責任でした。

いささか極端とはいえ、わかりやすい例として、

「○○というキノコをお隣さんが食べて死んでしまった。僕らは食べないでおこう」

「狩りに出かけて、Aという道を進んだら熊や狼に出くわして危うく死ぬところだった。次からはBという道を進もう」

などいったトライアル・アンド・エラーを繰り返すことで、僕たち(の祖先)は生活を改善してきたのです。

これらを支えてきたのは「失敗を回避する」という本能的な性質です。

もっというと失敗を強く記憶し、そこから学ぶという性質です。

これらは非常に根源的かつ本能的な性質です。

そしてすばらしい事に、その性質は現代生活を送る僕たちにも、そのまま受け継がれています

そのため、英単語学習にこれを取り入れることで、記憶定着が非常に効果的になります。

以上、「【コツ①】反復すること」のエッセンスをまとめると、

最初は誤ること/できないことを前提とし、何度でも失敗でき(誤りを指摘してくれて)、かつ反復を前提としたシステム

となります。

これが、一般語彙力・英単語力を高める上で、現時点で最も適したアイデアだと考えられます。

【コツ②】継続のハードルを下げること

とはいえ、人間たるもの、

「同じ事を何度も続ける」

「失敗を重ねる」

ことを繰り返すうちに、だんだんと気が沈んだり嫌な気持ちになったりしてくるものです。

ですので、なるべくこれらの感情が湧き上がってきにくい仕組みづくりが必要です。

これついては、

  1. ゲーム感覚で進められること
  2. タスクによる作業負担が少ないこと
  3. 努力の結果が目に見えてウォッチングできること

が最も有効です。

とくに、「3.努力の結果が目に見える」ことは非常に重要です。

なぜかというと、どれだけ1.と2.の要素を高めたとしても、「飽きないゲームはない」からです。

いいかえると、どれだけゲーム感覚を高めたところで、飽きたときには取り組みがストップする恐れがあるのです。

そのようなときに、「努力の結果が目に見える形でわかる」のであれば、

「今までこれだけ頑張ってきたから○○という結果がある。だから、もっともっとがんばろう!」

という気持ちになることができます。

子供が(現代では大多数の大人もそうですが)コンピュータ・ゲームを好むのは、

ゲームが上記の性質をもつからです。

とくに、RPGや、やりこみ要素の高いゲームなどは、名作といわれるものほど中毒性が高いですよね。

英単語力向上の取り組みも、全く同じことがいえます。
(※RPGなどはストーリー展開などの要素もかなり大きいですが・・それも広い意味で「目に見える進捗」です)

現代に住む大人である僕たちも、

コンピュータを用いてゲーム要素を取り入れたり、結果の可視化を容易にしたりした反復システムを構築できれば、

単なる単語帳や単語カードと比較して、より楽しく/負担を減らし

着実に英単語力を伸ばすことができるはずです。

【コツ③】反復の効果が最大化されていること

英単語力の向上には反復が重要である、とはいっても、

むやみやたらに反復すればよいわけではありません。

あなたが英単語力を向上させるための取り組みを行ううえで、その効果を最大化するためには、

どのように反復すれば最も効果的かについても考慮しなければなりません。

もちろん、そのような考慮をしなくとも、

反復をしない「1日で100単語覚える!」的な方法と比較すれば、

反復するだけでも、効果は歴然たる差がつきます

しかし、さらに効果を高める方法があることは知っておいて損はないと思います。

それは、忘却曲線を利用した学習方法です。

忘却曲線が何であるかは、すでに>>コチラの記事に解説していますので、

気になる方はサク読みしておいてください^^

新しく目に入ってきた情報のうち、

「印象的な出来事」「ストーリー(物語)」「道順」など、

他の事象との関連として記憶しうるものをエピソード記憶とよび、

記憶はかなり長期的に保持されます(脳の海馬という部位がこれを担います)

しかし、英単語はエピソード記憶ではありません

脳にとっては、せいぜい「目の前の作業を行うために、一時的に覚えておけばよい、どうでもよい記憶」です。

このような、一時的にしか記憶されない、目の前の作業のための記憶を作業記憶といいます。

(英単語のほかには、たとえば単なる数字/文字の羅列(電話番号含む)や、勉強中に置いたペンの場所なども作業記憶です)

この作業記憶の忘却挙動、すなわち「忘却量と、記憶した時点の経過時間との関係」は、

忘却曲線に従うことが知られています。

そして、ここからが重要なのですが、

ある情報をちょうど忘却したタイミングで、

その情報をいまいちど目の前に提示すると、記憶定着の効果が最大化します。

そうであれば、

ある情報(作業記憶)を忘却した/忘却しそうなタイミングで、

その情報についての記憶の有無を出題すれば、

  • 正解であれば問題なく記憶したといえるし
  • 不正解であっても復習すれば強く記憶に定着する

といえます。

そして、先ほど述べたように、

忘却のタイミングは、(理屈の上では)忘却曲線に従います。

ということは、

忘却曲線に従って英単語の記憶有無を出題するようなシステムを構築することができれば、

単なる「作業記憶」の羅列に過ぎない英単語を、

最大限の効果(=最小回数の反復回数で記憶することができるはずです。

【実践編1】「ボキャビルダー」は英単語力を高める、現時点で最もオススメの方法である

これまでこのサイトでも何度か紹介してきたボキャビルダーは、

上記の【3つのコツ】を兼ねそろえている秀逸な反復システムです。

現段階で僕があなたに紹介しうるかぎりにおいて、

最も効果性が高い英単語学習プログラムである可能性が非常に高いです。

※ちなみに、ボキャビルダーは初月無料&気に入らなければ1ヶ月以内解約で課金なしですので、とりあえず登録してみて、その効果を体感してみるのも1つの手だと思います。

僕はというと、これを実際に用いた学習によって、

確かに、以下のような実績を挙げることができました

合格実績

英語力および取り組みの推移

半年間という短期間でこれだけの英語力向上解答力強化合格実績をあげることができたのは、

率直に、ボキャビルダーが実力・実績を高めるために非常に能率のよい勉強法だからだと思っています。

その要因は以下の3つだと分析しています。

特徴① 学習効果が極めて高い(記憶定着の速度強度

特徴② 各種試験のスコアに直結しやすい(医学部編入、TOEIC/TOEFL、英検)

特徴③ トータルで見たときのコストパフォーマンスが高い

ボキャビルダーの特徴① 学習効果が極めて高い

すでに述べたように、ボキャビルダーは、

英単語学習の【3つのコツ】すべてを兼ねそろえています。

すなわち、反復を苦にすることなく行うことができ(=継続でき)

その結果、実力と実績が着実につき

かつ習得のスピードおよび定着が非常に強固かつ長期間になります。

また、すでに>>コチラのリンク先(c. 僕たちは手や口を動かすことで、記憶していく生き物である)で書いていますが、

(英単語にかぎらず)物事を習得するには、頭だけでなく体を動かすことが効果的です。

ボキャビルダーでは、英和暗記のように英単語帳をめくっていくだけではなく、

発音暗記といって口も動かして覚える機能があります。

これによって、英単語の記憶が強く定着するとともに、

TOEIC/TOEFLのようにリスニングを課す試験の対策も同時にできてしまいます。

現在のところ、僕が知る限りですが

①英単語習得スピードおよび②定着の強さに関しては、

ボキャビルダー最も高い効果性を有する英単語学習プログラムです。

英単語のように相互に意味的な関連がない、文字列の羅列は、

通常すぐに忘れてしまいます

それを、僕たちの脳にとって最適な方法で、しかも苦なく継続することができるので、

最大速度で、しかもほとんど忘れずに定着ができるシステム。

それが、ボキャビルダーだと僕は考えています。

ボキャビルダーの特徴② 各種試験(医編・TC/TL)の結果とスコアに直結しやすい

ボキャビルダーをオススメするもうひとつの理由は、

努力の成果が、

各種試験(医学部編入学試験の英語TOEIC/TOEIFL)の結果とスコア

という形で現れやすいからです。

これはボキャビルダーが構造的に、

スコアに直結しやすい(=ネイティブの頻度・ニュアンスにあった)単語集を使用し、

また出題しているからです。

ボキャビルダーは、約12000の単語が収録されています。

これを全てマスターすると、>>こちらのページにあるように

「ビジネスで英語を使う、外資就職」「英検1級(=TOEICはほぼ満点)」

のレベルの語彙力に到達します。

もしかすると、あなたにとっては、

上記のレベルまで必ずしも到達しなくてよい目標かもしれません。

それはそれで問題ありません。

ですが、そうであっても、ボキャビルダーに取り組むことは、

医学部編入の英語試験の解答力TOEIC/TOEFLのスコアに直結する

ということをあなたにお伝えしたいと思います。

なぜでしょうか?

それは、ボキャビルダー出題単語群(コーパス)

ネイティブが使用する頻度順に学術的に調査・集計された12000語であり、

また実際にシステム上で出題される順序もその順に従うからです。

医学部編入の英語試験も、TOEIC/TOEFL試験も、

基本的にネイティブ(もしくは同等レベルの英語力をもった人)によって構築された、無理ない英文が出題されます。

すなわち、ボキャビルダーではこれらの試験の頻出順で、おおむね出題されるという認識でOKです。

このことは、ボキャビルダーを日々こなしていくだけで、

医学部編入の英語試験や、TOEIC/TOEFL試験

出題される英文・会話中で、あなたにとってわからない単語が激減することを意味します。

実際、僕の経験では、総プレイ数が5000を超えたあたりで、

(少なくとも医学部編入の英語出題やTOEICで)出題文・会話において大多数の単語が理解できるようになった&TOEICが660点に到達したとともに、

総プレイ数が7000を超えたあたりで、わからない語はほとんどなくなりました(=文法さえ理解すれば、理論上意味のわからない英文がなくなる)

たとえば1日あたり50単語を出題するペースでこなしていけば、

わずか100日(3ヶ月ちょっと)で、医学部編入の英語出題やTOEICでほとんどの語を理解でき

140日(5が月弱)で理論上意味のわからない英文がなくなります。

上記効果が得られるわけですから、

英単語帳で無理に短期間で暗記するより(しかもだいたいは上記単語数より少ない)、

期間という意味でも記憶定着という意味でも効果が高いということになります。

ボキャビルダーの特徴③ 価格について ~トータルで見たときのコストパフォーマンスが高い

ボキャビルダー月額4,980円です。

ただし、最初の30日間だけは試用期間として、無料で登録・使用が可能です。

またその期間内であれば、キャンセル手続き1つさえすれば、課金はまったくされません

ですので、とりあえず登録してみて、その効果を実感したなら継続すればよいし、

自分に合わないな、と思えば解約すればよいと思います。

価格に対する考え方は、そのときの経済状況や価値観に依存しますが、

僕の個人的意見としては、ボキャビルダー4,980円/月というのは、

合格へのブーストをかけるという観点で言うと

かなりのリーズナブルな価格設定であると考えています。

なぜそう思うかについては、

理由は2つあります。1つずつご説明します。

リーズナブルな理由① トータルの投資効果(=かかる費用あたりの効果)が高い

ボキャビルダーは、1ヶ月あたり4,980円ですが、

たとえば1日あたり50単語を出題するペースでこなしていけば、

  1. 100日(3ヶ月ちょっと)で、医学部編入の英語出題やTOEICでほとんどの語を理解でき
  2. 140日(5が月弱)で理論上意味のわからない英文がなくなります。

つまり、上のケースのうち、Aケースであれば15,000円、Bケースであれば25,000円の投資です。

これに当サイトでオススメしているTOEIC公式問題集2冊(3,024 x 2 = 6,048円)、

ヒロ前田のPart 5, 6対策2,160円)、小石氏のPart 7対策(1,728円)を加えても、

トータルでの英語学習に必要な投資は、最大で35,000円で済むことになります。

一方、以下のケースを考えて見ましょう

  • スタディサプリENGLISH TOEIC対策講座(月額2,480~8,167円)⇒ 6ヶ月総額16,680~98,000円
  • KALS医学英語 ⇒ (基礎英文法2コース合計172,800円)(完成196,560円)(実戦224,640円

英語学習の教材、特に「高効率・高効果」をうたっていたり「用途別(例:医学部編入向け)」のものは

総じて数万~数十万円の価格設定です。

その投資をしたことをモチベーションに頑張ったりする、ということはよくありますよね。

別段、そうなること自体は否定しません。

実際、上記の教材には目を通していますが(スタディサプリは契約・使用の経験あり)教材としての質は非常に高いです。

特に、>>コチラで示した表のうち、スタディサプリはII.理解~III.定着、

KALS教材はIV.記述のステージの力を伸ばすのに、好適だと思います。

問題は、これらはボキャビルダーと同額か、あるいは桁違いに高額の教材が、

英単語学習に関してはボキャビルダーほどの高い効果性をもたないということです。

英語力の向上において最も最初に、かつ最も強固に行うべき基礎的修練は

I.用語「英単語力の向上」です。

にもかかわらず、それを怠ったり投資を惜しんだりする一方で、

上記の教材にいきなり投資しても、効果が出るかは正直・・・です。

実際のところ、実戦的な教材(IV.記述ステージに行うべきもの)

日本国内を見渡すだけで、かなり高品質なものが比較的低価格で手に入ります。

たとえばTOEIC公式問題集は1冊あたりわずか3,024円ですし、

医学部編入のための英語演習も4,320円で入手できます。

また、NatureのAbstractやCNNニュースのダイジェストなどは無料です。

一方、

「基礎的修練」とくにI.用語に位置する「英単語学習」は、

英語学習で最も継続が難しく、また効果が出るのに最も時間がかかりかつその効果が及ぼすインパクトが大きいのですから、

最も大きな比重で、かつ最も早い段階から投資すべき対象は「英単語学習」である

と考えるのが自然だと僕は思います。

リーズナブルな理由② 数万円程度の投資が、取り返しのつかない時間的損失を最小限にする

英単語学習を避けて通ることの最大の弊害は、

他の英語学習(文法、読解訓練など)の効果を致命的に下げることです。

つまり、かける時間あたりの有用性を下げることに等しいですので、

同じ効果(例:TOEICスコアや医学部編入の合否)を得るために必要なトータル勉強時間がかさみます。

実際のところ、時間的損失は全ての金銭的損失よりも、損害としては大きいです。

金銭は、働いたり仕組みを作ったりすれば、また入ってきます。

しかし時間は二度と戻りません。

それがトータル2~3万円程度の投資で最大限抑制できるのであれば、

これは優良な(自分への)投資物件だと僕は思います。

【実践編2】医学部編入対策に役立つ、ボキャビルダーの具体的活用方法

ここまで書いてきたこと、

すなわち医学部編入学で合格レベルの英語力をつけるために、

ボキャビルダーをいかに活用するか、具体的行動に落とし込みます。

これには、僕が医学部編入学において

合格レベルの英語力をつけるために実際に行った行動が、非常に参考になると思います。

もちろん、あなたと僕とでは置かれている状況も実力も異なるので、

一概に「これが正しい方法」と断言はできませんが、

1つのモデルケースとして参考になると思います。

(医学部編入に合格するために実際に行った、英語学習の全体像は>>コチラにまとめていますので、別途ご参照ください)

1日あたりの実施ペース

まず、前提として、

医学部編入試験の合格を目指すのであれば、各項目のゴールは以下のとおりです

  • 発音暗記・・・「進み具合」を押して見える、「完全に覚えた」が最低5,000、理想は7,000以上
  • 英和暗記・・・同上
  • 熟語暗記・・・「進み具合」を押して見える、「完全に覚えた」が最低300、理想は1,000程度

※話す訓練βは必要ありません。

※PC版「進み具合」→「完全に覚えた」の確認方法

※スマートフォン版「進み具合」→「完全に覚えた」の確認方法

ボキャビルダーの標準的な進め方は、

  • 発音暗記・・・一日あたりN個の単語
    (目的: ①頭だけでなく体(主に口と声帯)を動かして覚える、②正しい発音を覚えることでリスニング対策になる)
  • 英和暗記・・・一日あたりN個の単語
    (目的: 単語の意味を覚える。ボキャビルダーを行う主目的)
  • 熟語暗記・・・一日あたりM個の熟語
    (目的: 英文を読むと、思いのほか熟語が多いことに気づく。これを知り、ストレスなく英文を読めるようになる。ただし、最低限(最大で1,000)でよい)

以上全てを、毎日一定回数、淡々とこなす(表示されたら3~4秒以内にどんどん進める)、です。

上記のパラメータNおよびMは、進捗に応じて変動して大丈夫です。
(発音と英和は5,000超えたあたりからペースを遅めても大丈夫です。最初は知っている単語も多いと思われるからです。)

また発音暗記および英和暗記の1日あたり実施する数の設定Nは同数とします。

設定数のコツは、

「毎日こなせる無理ない量」

であり、かつ、

「冒頭のゴールに目標試験日までに到達する」ように、

逆算(割り算して)決定する、

です。

より重要なのは前者です

前者の目安は所要時間です。これは、

「1日あたりの、発音暗記の実施数N、英和暗記の実施数Nであるとき、合計して[分]である」

です。

ですので、たとえば1日あたり発音暗記と英和暗記の合計として割くことができる時間が50分なら、

  • 発音暗記・・・一日あたり50個
  • 英和暗記・・・一日あたり50個

と設定します。

このほか、熟語暗記の実施数Mであるとき、所要時間は[分]です。

ですので、コンスタントに熟語力を10分ずつ使って上げていく取り組むを行うなら、

  • 熟語暗記・・・一日あたり10個

と設定します。

ぶっでぃは、実際どうしていたか?

では実際僕がどうしていたかというと、以下のようになります。

  • 発音暗記・・・1日70個(ペースを変えずに毎日コンスタントに実施)開始後5ヶ月経過時点で「完全に覚えた」が10,000到達
  • 英和暗記・・・同上
  • 熟語暗記・・・1日10個(ペースを変えずに毎日コンスタントに実施)開始後3ヶ月少々経過時点で「完全に覚えた」が1,000到達
    ※その後、熟語暗記は停止し、発音と英和に注力

実施時間帯

これは断然、早朝です。

できれば、軽い運動(散歩など)をしたあとで、

かつ朝食を食べる前に。

コーヒーは飲まない

ただし午前中であれば比較的効果は出るので、

たとえば電車通勤・通学にある程度時間があるなら、

その時間(隙間時間)を活用するというのも手です。

むしろ、

隙間時間を活用できる

スマホを使いながら寝そべりながらでもできる

という手軽さが、個人的にボキャビルダーの隠された強みだと感じます

所要時間

上記の設定数(発音、英和、熟語)で、

僕はほぼ90分程度の所要時間でした。

実のところ、ボキャビルダーの所要時間のほとんどは復習にあてられます。

ですので、復習時における正答率(=記憶の定着力)が高いほど、所要時間が短くなります

なので、夜にやる、酒を飲む、運動不足、睡眠不足、消化の悪い食べ物を常食している・・

などの状況では、正答率がとたんに下がります。

すなわち、時間を大切に/有効活用したければ、

生活習慣の改善も必要になってきます。

(そしてそれは他の勉強における集中力/勉強の効果性も、結果として高めることになります)

覚えるのは「アメリカ英語の第一義」でよいのか?

ボキャビルダーの英和暗記で表示される意味は、

「アメリカ英語の第一義」です。

これに対して、本当に大丈夫か?、他の意味を覚えなくて大丈夫か?という声をお聞きします。

少なくとも、医学部編入学試験の勉強においては、

僕は「基本的に第一義だけを覚える」というスタンスで問題ないと思います。

理由は以下のとおりです

  1. (前提として) 第一義だけ覚えても、文がすらすら読めないときは確かにある。そのときになってはじめて、都度辞書を引く等すればよい(参考:>>公式における解説
  2. 第一義が強力に定着していることで、1.を実行したときに、ほぼ1回で覚えられる
  3. 1.に該当するような、複数の意味を持つ単語はおおむね総プレイ数3,000くらいまで(※)。これは僕たちのように大学を卒業している人にとっては大体頭にインプット済みである →そうであれば、未知の単語の第一義を覚えるのが先
    (※僕たちの日常でも、「立つ」「走る」「柱」などの簡単な用語ほど、複数の意味を持ちます。英語も同様です)
  4. 「医学部編入の英語対策=英語の学術論文を読めるようになる」ではない。むしろ経済新聞、社会的な新聞記事、医療問題など、よりジェネラルかつスタンダードな文章(=一般向けの文章)をしっかり読めるようになった上で、英語の学術論文/専門的文章の「言い回し」を覚えるという順序が適切。 →なので、第一義を覚えるのが先

その他、コツ

  • 朝食はフルーツ、生野菜メイン、コーヒーは飲まない
  • 昼以降は比較的好きなものを好きなだけ食べる(眠くならない程度に)
  • ボキャビルダーの前後に1hほどの運動を取り入れる
  • 22時には寝て、5時には起きる

まとめ

この記事では、

「ボキャビルダーの有効な活用法!英単語力を能率的に伸ばそう!」

をテーマにお伝えしてきました。

序論では、基礎的修練がいかに重要であるかについてお話しました。

基礎的修練の習熟度、特に英単語力(=記憶定着の強さ)は、

その後の英語学習から得られる情報密度学習効果解答力向上、すべてに直結します。

英単語力をはじめとした基礎的修練が磐石にすれば、

後の英語学習における、学習効果・時間的有効性が飛躍的に向上します。

総論では、

英単語力を、「能率的に」「楽しく」「着実に」定着させる方法ついて述べました。

その要件を、以下の【3つのコツ】としてお伝えしました。

反復が前提継続の容易さ反復効果の最大化

実践編1では、

このサイトでボキャビルダーを最もオススメの英単語学習プログラムとしている理由について、

「その心は?」の部分にフォーカスを当てて説明しました。

①学習効果(=定着速度強度)が高く

②各種試験(医編、TC/TL)の結果に即座に反映されやすく

③英語学習トータルでのコストが低く抑えられる

という観点でみると、あなたにとって現時点で最も効果性の高い方法である可能性が高いと思います。

※ちなみに、ボキャビルダーは初月無料&気に入らなければ1ヶ月以内解約で課金なしですので、とりあえず登録してみて、その効果を体感してみるのも1つの手だと思います。

実践編2では、

「医学部編入学試験への合格」を目的とした場合の、

効果的なボキャビルダーの利用法を事細かに記しました。

この記事が、

「あなたの英語力が磐石となり、合格への礎となる」

うえでの手助けとなれば、幸いです。


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