【医学部編入】演習書・問題集の進め方① ~1冊を3回 vs 3冊を1回 どちらが効果的か?~

 


こんにちは!

ぶっでぃです^^

この記事から数回にわたり、

勉強法に関するコラムを書いていきたいと思います。

医学部編入の勉強法について記されているサイト、

たとえば僕もサイトや阪大頒布会、

または合格者ブログ、2chまとめサイトなどを見ていて、

次のような疑問がよぎる方がいると思います。

「よく○○○○(演習書)をこなす、

と書いてあるけれど、ただ何も考えずこなせばよいの?

それとも、きちんとしたやり方があるの?」

いきなり演習書をこなす、等といわれても、

例えば理数系の演習書をこなすことに慣れていない方には

どうすれば効果が上がるか不安ばかりですよね。
(=ただこなすだけで本当に効果が上がるのか?という疑問)

何事も初めてのことには戸惑い、不安になるものです。

実は、先ほどの疑問に対する答えは、後者です。

つまり、演習書には効果的にこなす方法が確実に存在します

そこで、今回から全4回、勉強法のコラムとして

「演習書の進め方」についてお話していきます。

第1回は、

「1冊を3回 vs 3冊を1回 どちらが効果的か?」

という問いについて取り上げます。

この問いは、言い換えると、こういうことではないかと思います。

  • 演習書は反復してこなすべきか? (Yes or No?)
  • 反復するとしたら、何日おきに、何回繰り返すべきか? (How many times?)

この記事ではこれらの問いについて答えてきます。

目次

そもそも「演習」は何のために行うのか?

「演習書をどのようにこなせばよいか?」という答えに答えるには、

「そもそも試験勉強や受験勉強において、なぜ演習を行うのか?」を考えれば

おのずと答えが出てきます。

演習というコトバを大辞林第3版で引いてみると

物事に慣れるため、繰り返して習うこと。練習。けいこ。

とあります。

ここでいう物事とは、医学部編入学試験における出題をいいます。

すなわち、

演習は、実戦形式の出題に慣れることを目的として行う

ということです。

されば、演習を構成する要素は次の2つということになります。

  1. 医学部編入学試験における形式および難易度が、過不足なく実戦形式であること
  2. 慣れる(=試験当日まで1.を忘れず、解答する際も迷わずアウトプットできる)こと

(※これは、すでに>>コチラの記事で述べた勉強の4ステージのうち、III.定着およびIV.記述に相当します。)

上記のうち、「1.必要十分な形式と難易度」については、

科目勉強法の記事(生命科学物理化学英語)で

医学部編入に最もふさわしい演習書・参考書・テキストを厳選していますので、

そちらをご覧ください^^

この記事では「2.慣れる」について、

より効果的に行うためにはどうすればよいか考えていくことにします。

前提知識 ~人間は忘れる生き物~

演習書のこなし方を考える上で、次の前提知識があると、

今後の議論がしやすくなります:

  1. 人間は本質的に忘れる生き物である
  2. 記憶量 vs 時間 の関係は、エビングハウス忘却曲線に従う
  3. 僕たちは手や口を動かすことで、記憶していく生き物である

ひとつひとつ、見ていきましょう。

a. 人間は忘れる生き物である

僕たちは、ものを忘れながら生きています。

たとえば「4日前のランチのメニュー」を今から5秒以内に思い出せますか?

・・・多くの方は思い出せないと思います。

もしかしたら、あなたは思い出せたかもしれません。

僕は思い出せません(笑)

一方で「小学校時代で最も印象に残っている出来事を思い出してください」というと、

多くの方は5秒という時間を与えられれば、何かしら思い出せるのではないでしょうか?

思い出深い出来事、印象深い出来事、衝撃的な出来事については、最初から強く記憶が定着するのです。

このように、僕たちは身に起こった出来事が、

記録し・定着し・引き出す対象かどうか、無意識のうちに選別しています。

特に、自身が信頼や愛情を寄せる対象に関わる事象や、生存に影響を及ぼす事象の記憶は、

(楽しい・辛いかどうかにかかわらず)1回で強く定着する傾向が強いです。

社会的な動物である人間は、信頼・生存に直接関係するような事象を、最も重要な事象として認識するからです。

また、それに関連して「失敗」についても強く記憶しやすいです。これについては後ほど説明します。

一方、それ以外の事象については、1回経験しただけではなかなか定着しません。

かりに信頼・生存に直接関係なくても、意識や目的を持って目を向けた事象は印象に残りますが、

そうであっても、目の前の事象は基本的に1度きりだと忘却するのが普通です。

※そうでなければ、日常の時間の多くを過去の記憶の投射に費やしてしまい、感情の渦に巻き込まれながら生活することになります。結果、目の前でおきていることに集中できなくなり、健全な社会活動、ひいては必要に応じて回避行動をとるという最低限の行動すら取れなくなってしまいます。

後者のように、

一度見ただけでは忘却してしまうような記憶は、

自分自身の目の前で何度も経験させることでしか、定着させることはできません。

なぜなら、信頼・生存に関わる重要な事象以外で、

自分の日常に重要な記憶かどうかは、日常的に頻繁に目にするかどうかだけでしか判別できないからです。

医学部編入学の勉強において、僕たちが目にする事象は、

基本的に一度見ただけでは忘却してしまう事象です。

ですので、医学部編入学では、これを踏まえたうえでの勉強が必要となります。

すなわち、日常的な反復です。

b. 記憶量 vs 時間 の関係は、エビングハウス忘却曲線に従う

次に、反復を効果的に行うには、どの程度の頻度&回数が適切か考えてみましょう。

これはエビングハウス忘却曲線を踏まえるとわかりやすいです。

忘却曲線とは、記憶量 vs 時間の関係に関する経験的な挙動です。

忘却曲線に対してはいくつかの実用的解釈が可能なのですが、

最もシンプルな理解は、

  • 初めて経験した事象は、記銘してから1日の間に急激な忘却が起こり、その後の忘却は緩やかに起こる
  • 覚えなおしを複数回重ねることで、覚えなおしの手間がどんどん少なくなる

というものです。

つまり、2日連続して同じ経験をすれば、

1回だけ経験してそのままにしたときと比較して、しばらくは記憶が保持され、

かりに忘れてしまっても再び覚えなおすのは容易いということです。

また、経験回数を重ねることで、忘却速度は緩やかになっていくことも知られています。

エビングハウスは、脈絡のない文字列を被験者に複数回、学習・採点・復習させる試験を行い、

全学習文字数に対して想起可能文字数が半数になる期間(=半減期)が、

  • 学習回数1回目で1日
  • 同2回目で3日
  • 同3回目で7日
  • 同4回目で30日
  • 同5回目で90日

・・・となる実験結果を得ました。

医学部編入を目指した勉強では、

脈絡のない文字列を記憶するというよりは、

むしろ学問という「体系的な知識・理解・解法」を学ぶため、

脈絡のない文字列を学習した場合(=上記エビングハウスの結果)よりも記憶が定着しやすいです。

実際上は、3回ほど同じ事象(例:演習書の同じ例題)を繰り返せば、

ほぼ完璧に覚えることができるはずです。

実際的な方法としては、

  • 1回目:初見の問題を解いてみる。(その際、わからなかったり間違っていたりすれば、模範解答を確認・理解する)
  • 2回目(翌日):1回目のうち、わからなかったり間違った問題については、もう一度解いてみる
  • 3回目(数日~数週間後):さらにもう一度解いてみる。

ということで十分です。

上記を、演習書の実施対象問題(≒ 例題全て ≠ 掲載問題全部)すべてに実施したとき、

「演習書を3回繰り返した」ということになります。

もちろん、これは

最も効果的な定着方法で演習した、ということです。

c. 僕たちは手や口を動かすことで、記憶していく生き物である

僕たちは、視覚、聴覚、知的情報等の処理は、「すべて脳が司っている」と思っています。
(かつては、心は心臓や肝臓や胆のうにこもる、等と信じられた時代もありますが、もはや疑いようもない常識になっていますよね。教育の力とは本当にすさまじいものだと思います。)

しかし、「脳が全てを司っている」という認識は、

大部分がそのとおりなのですが、半分ほどは的が外れた捉え方だったりします。

というのも、

脳とはニューロン回路の塊でしかなく、ニューロン自体は全身に分布しているありふれたものであり、

なにも脳だけにニューロンが存在しているわけではない

ということを無視しているからです。

すなわち脳は確かに情報処理系の中枢であり、

あらゆる情報処理は脳を介して行われはするが、

脳で全ての情報処理が完結するわけではないということです。

実際のところ、人間の情報処理機能は、

脳を含めた、感覚系、運動系のニューロンが織り成す相互作用の結果であるといえます。

あらゆるニューロンは、必ず脳を介して相互に接続しているからです。

つまり、僕たちは、

視覚・聴覚などの感覚系や、書く・話すなどの運動系を駆使したほうが、

対象をより一連の情報系として(=人間の能力を生かす形で)有機的かつ確実的に取り扱えます。

医学部編入学試験に置き換えて考えると、

感覚系(目で読むだけでなく、音声を聞いたり口で発音したりする)や

運動系(手を動かして数式展開する、口を動かす)を 駆使して勉強したほうが、

試験当日での題意把握力、解法想起力、考察力、記述力がつくということです。

例を挙げると、

  • これから勉強する科目・分野は初学である。まずは科目の全体像を掴む目的で教科書を読見たいと思う。そのときには、腑に落ちない数式展開は手を動かして確認すべきだし(物理・化学)、ややこしい機序は図に落とし込むべきだし(生命科学)、英文法や英作文の学習はノートに英文を書くことを基本とすべき(英語)ということです。
  • その後、演習書をこなしていこうというタイミングであるとする。最初に演習書を開き、練習問題を眺めたタイミングで、答えがわかりきっている場合に遭遇する場合もある。そのときも、ぱっと見で飛ばしてしまわず、必ず最初は手を動かして解答し、その後答えあわせをすべきです。

しかも、これらの操作も、繰り返し行うことで効果を発揮します(b.で言ったことと一致しますね)

これは、人間の脳で、知覚と運動機能の統合を行うのが小脳であることと密接に関係しています。

人間の脳における学習と、シナプスの可塑性は密接な関連があると考えられています。

特に小脳においては学習(=シナプス可塑性)は、長期抑制という「シナプスの刈り取り」によって行われます。

シナプスの刈り取りとは、うまくいかない結果につながる動作(運動)や考え方(知覚)に関わる回路の

シナプスを不活性化させていくことです。

これにより、うまくいく動作に関わる回路だけをどんどん生き残らせることとなり、

いずれ動作が洗練されてくというわけです。

つまり、人間の脳内では、非常に「減点法的な」学習が行われているんですね。

ここで大切なのは「失敗経験」です。

うまくいかない回路がどんどん使われなくなっていくということは、

何が失敗なのかを脳が明確に認識する必要があります。

医学部編入の勉強でいえば、演習書・問題集・単語集などの出題に対して

「間違える」「わからない」「知らない」「くやしい」

などの事実や感情を知覚することに相当します。

このことからわかるのは、

人間の脳は試行錯誤しないとうまく学習しないようにできている、

ということです。

ですから、運動機能+知覚機能の両者を使って学習しようとすれば、

試行錯誤、すなわち反復が重要になってきます。

小さな失敗体験を積み重ねていくことが、

大きな成功体験を掴み取るためには重要だったんですね

この生理学的なミクロの知見と(c.)、心理学的なマクロの知見(b.)をあわせると、

演習書は

  • 1回目:初見の問題を手を動かして解いてみる。(その際、わからなかったり間違っていたりすれば、模範解答を確認・理解する)
  • 2回目(翌日):1回目のうち、わからなかったり間違った問題については、手を動かしてもう一度解いてみる
  • 3回目(数日~数週間後):同じ例題を手を動かしてもう一度解いてみる。

という、こなし方をすべきであることがわかります。

3冊を1回こなすのと、1冊を3回こなすのと、どちらが効果的か?

次に、前項までの前提知識にたって、

(A)3冊を1回ずつこなすのと(B)1冊を3回繰り返しこなすのと、どちらが効果的か?」

という疑問に答えてみましょう。

いすれの選択肢も、単純な掛け算としてモデリングしたら、

所要時間は(A) 3 x 1 = 3(B) 1 x 3 = 3 と、絶対値はそれぞれ等しくなります。

ですので、ここでの論点は「いかに効果的か」=「いかに定着に寄与するか」ということです。

ここまでの議論を読まれた方にはもう、自明かもしれませんが、

「定着を期待できる」方法としては、「(B)1冊を3回」の方がはるかに効果的です。

しかも、一見網羅的で幅広い問題パターンに対応できそうな「(A)3冊を1回」よりも、

実際は幅広い問題対応力が身につきます。

これについて、解説と補足を書いていきます。

考察

多くの受験者は、「(B)1冊3回反復」よりも「(A)3冊1回のみ」を採用しがちです。

というのも、多くの種類の問題をこなしておけば、

それだけ試験本番であらゆる問題に対応できる気がするからです。

もしくは、多くの種類の問題をこなしておかなければ、

当日に問題が解けないのではないかという不安に追われているから、

つい複数の問題集・演習書に手をつけてしまうのかもしれません。

このことは、多くの合格者体験談(阪大頒布会、合格者ブログ、KALS資料など・・)を見るとよくわかります。

使用した教材として記載されているのは、実に多くの参考書・演習書のオンパレード。

しかもレベルが高いものばかりです。

ですが、断言します。

演習書を複数こなしても、広範囲の出題に対応できる実力はつきません。

むしろ1冊を複数回こなした方が、そのような対応力がつきます。

「前提知識」の項にも書いたように、

実戦形式の問題に対する解法、考え方が身につくのは、

同じ動作を試行錯誤的に反復したときだけです。

それをせずに、知覚(覚える)、運動(書く・声に出す)レベルで問題の解法が定着するなどあり得ないし、

それをする前から、いたずらに対応する問題数を増やしたところで実力はつきません。

また、冒頭で示した「1.必要十分な形式と難易度」という観点からも、

3冊もこなすこと(というのは比喩であり、同じ分野で複数種類の演習書をこなすということ)は、

非常に非効率です。

医学部編入で出題される問題は、基本的に大学教養(以上)の範囲です。

大学教養(以上)の学習範囲は、理解することすら難しいものが多く含まれます。

ですから、医学部編入試験においては、考察力をつけたり広範な知識を身につけたりするよりも、

基本的な問題を確実に解ける能力の方が、はるかに合格に結びつきます。

また、一般大学入試のように考察力を問う問題が出題されることはまれです。

仮に考察力を問うような問題が出題されても(例:生命科学における実験考察問題)、

まずは基本的な考え方や知識が磐石になっていないと、

題意に沿った解答を適切に記述することなどかなわないでしょう。

だからこそ、まずは基本的な解法、考え方、知識を、

みっちりと知覚、感覚、運動の3つから「体にしみ込ませるように」してください。

そうすることで、初めて、

「初見の問題であっても、即興で解き方をイメージし、組み立て、記述することができる」のです。

じっさい、あなたがもし、何でもよいので1つの科目・分野で(B)を完璧にしたら、

あらゆる問題にも初見で対応できるようになる、ということを経験するはずです。

多様な問題パターンに対応できる力とは、

「多様な問題をいかにこなしてきたか」が問題ではありません。

「多様に見える問題パターンを、いくつかの基本パターンの組み合わせであると見抜き、

試験当日、解答するときにそれを組み立てられるかどうか」なのです。

とはいえ、実は複数の演習書をこなすことは、まったく無駄というわけではありません。

たった1つの場合においてのみ、これが有効なシチュエーションがあります。

それは、「(B)1冊を3回反復」を完璧にこなして、

もう解き方や答えを丸暗記してしまい、他にもやることがないとき、です。

生命科学、物理、化学などの科目に関わらず、

本当は(B)の境地に到達した時点で、すでにどの大学にも合格できるだけの実力がついています。

実際、僕は(B)のみを行うだけで時間的に手一杯でしたし、

それでも阪大・北大をはじめとした、受験した大学全てに合格しました

しかし、それでも自分の能力に満足できなかったり、

どこまで勉強しても不安がぬぐえない人というのはいるものです。(もしかしたらあなたもそうかもしれません)

その様な人が、自分の能力への確信を深めるために、(A)を行うことは有意義だとは思います。

このように、

「やるべきことはすでに行っているが、難関であることを知っているがゆえに、

必要十分量以上の努力をさらに重ね、合格をより確実にできる人」は、

間違いなく合格します。

あなたがそのような資質の持ち主なら、断言しますが必ず合格します。

※ ただし、その場合も1つだけ注意が必要です。他にまだ(B)を完璧にしていない科目・分野がある場合です。その場合は、まず完璧ではない科目・分野について(B)を完璧化するよう心がけてください。

ですが、多くの受験者は、「(B)1冊の3回反復」すら確実に行うことができず、

ゆえに基礎が身につかず、

ゆえに対応力・実力がつかずに

ゆえに当日得点できないのです。

ですから、あなたがまず目指すべきなのは「(B)1冊を3回反復」を着実に行うことです。

これを磐石にすることで、他の受験生に対して顕著な実力差をつけることができます。

そうすれば、受験という純粋な定量的競争の世界において、合格を勝ち取ることができます。

まとめ

この記事では、科目(生命科学、物理、化学、英語等)に共通した、

演習書・問題集のこなし方について解説しました。

とくに、「(A)3冊を1回」手広く演習する場合と、「(B)1冊を3回」反復して演習する場合という、

単純な対立構造を引き合いにして、どちらがより効果的な方法化について議論してきました。

その結果、

  1. 僕たちは、手足を動かし、口を動かし、試行錯誤的に反復することで、知識・理解・問題解決能力を定着させる生き物である。
  2. 医学部編入では「理解することすら難しい単元や基本問題」「高度な専門知識があるだけで解ける問題」が多く出題されるので、それらに対応する力を定着させるだけで、合格レベルに達する。
  3. ゆえに、演習書は「(A)3冊を1回だけ」解くより、「(B)1冊を3回反復して」解くほうがはるかに効果が出る。
  4. 演習書の具体的なこなし方: ある1つの練習問題に対して、1回目は「まず答えがわかってもわからなくても手を動かして解き」、2回目は「1回目の翌日に、間違ったり解けなかった問題をもう一度手を動かして解き」、3回目は「その数日~数週間後に手を動かして解く」ことが1連の動作となる。
  5. 演習書の実施対象問題(≠全問題)すべてに対してd.を行ったとき、その演習書を3週した状態とみなす。
  6. もしd., e.で飽き足らないときに、初めて他の演習書に手を出すべし。それまでは1冊のみの反復演習に専念すべし。

・・・ということがわかりました。

上記を、あなたが具体的に実施すべきこととして、以下フローとしてまとめます。

  1. まずは各科目の I.用語・知識、および II.理解 に相当するステージを終わらせる。※参考記事:科目別勉強法 生命科学物理化学英語
  2. 各科目、各分野で反復演習する問題集・演習書を1冊だけ選定する。(※例:生命科学→KALS実戦コーステキスト、物理(熱力学)→マセマ演習熱力学 など。 ※参考記事:科目別勉強法 生命科学物理化学英語
  3. 実施対象問題 (≒ 全ての例題 ≠ 全問題) を、1~3回反復する (※すでにできている問題は1回だけでよい。間違えた・解けなかった問題を3回反復)
  4. 上記の2.を完璧にこなして、まだなお実力を確実にしたい場合に、初めて他の演習書に手をつける。ただし、②が完璧でない科目・分野がある場合、そちらの完璧化を優先する

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