【医学部編入】有機化学講義004「結合論その2-2 混成軌道の成り立ち」

 


こんにちは!

ぶっでぃです^^

今回は、結合論(その2-2)「混成軌道の成り立ち」をテーマにお伝えしていきます。

※結合論については有機化学の学習において「基礎中の基礎」となる重要な箇所ですから、かなり重点的にお伝えしています。
※なお、ここで述べることの理論的根拠は量子化学で学びますから、楽しみにしておいてください。

目次

混成軌道の成り立ち

ポイント1 軌道の種類

  • s軌道と、p軌道が混成する。
  • s軌道と混成するp軌道の数によって、形成する混成軌道の名前が異なる(sp3, sp2, sp)。性質はほとんど等しい。
  • 元の原子軌道の総数と、形成する混成軌道の数は等しい。
    ※例: s軌道 + p軌道(x2) = sp2混成軌道 (x3) + p軌道

ポイント2 軌道の配置

  • 同種の混成軌道どうしは、空間的に最も遠くに位置する配置をとる。
  • sp3: 結合は4つなので、4面体構造をとるように配置する
  • sp2: 結合は3つなので、正三角形を取るように配置する
  • sp: 結合は2つなので、原子核を挟んで一直線になるよう配置する
  • p: sp混成軌道をとる場合、p軌道は2つになるので、お互いに直交する。

ポイント3 分子軌道の重なりが、共有結合となる

  • s軌道、sp3軌道、sp2軌道、sp軌道は、互いに軸を向い合せて結合する。これをσ(シグマ)結合という。
  • p軌道は、互いに軸を平行とし、互いの軌道のふくらみを重ね合わせて結合する。これをπ(パイ)結合という。
  • σ結合のほうが、π結合よりも軌道の重なり部分が広く、結合としては強固である。

ポイント4 結合様式

  • σ結合1つを単結合とよぶ
  • σ結合1つ+π結合1つを二重結合とよぶ
  • σ結合1つ+π結合2つを三重結合とよぶ

ポイント5 結合様式と、混成様式の関係

  • 単結合を形成するにはσ結合が1個形成すればよいので、いかなる混成軌道もしくは原子軌道でも形成しうる
    ※例: sp3-sp3、sp3-sp2、sp-s という組み合わせの単結合(=σ結合)は、いずれもありふれた組み合わせの単結合である。
  • 二重結合を形成するにはσ結合のほかπ結合を1個形成する必要があるので、少なくともsp2、もしくはsp混成である。
    ※例1: sp2-sp2 >C=C<
    ※例2: sp2-sp >C=C=
    ※例3: sp-sp =C=C=
  • 三重結合を形成するにはσ結合のほかπ結合を2個形成する必要があるので、必ずsp混成である。
    ※例: sp-sp -C≡C-


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