buddhi_ukaruishi– Author –
buddhi_ukaruishi
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講義
【医学部編入】有機化学講義006「結合論その3-2 各種元素同士の結合様式の性質」
この記事の要点 炭素(C)と他の元素(HやClなど)との「異種元素間」の結合の性質(結合エネルギー、結合距離)について解説する。 前提として、C-C、H-H、Cl-Clなど「同種元素間」の結合は、原子が異なるため、それぞれ固有の結合エネルギーと結合距離を... -
講義
【医学部編入】有機化学講義005「結合論その3-1 炭素同士の結合様式の性質」
この記事の要点 炭素同士の結合様式(単・二重・三重結合)の性質を比較解説する。 結合の回転:単結合は室温で自由に回転できるが、二重結合・三重結合はπ結合により回転が拘束されている。 結合エネルギー:結合数が増えるほど(単<二重<三重)、原子... -
講義
【医学部編入】有機化学講義004「結合論その2-2 混成軌道の成り立ち」
この記事の要点 混成軌道(sp3, sp2, sp)の成り立ちを解説する。 混成軌道は、s軌道とp軌道が混ざってできる新しい軌道であり、投入した原子軌道の総数と、形成される混成軌道の総数は等しい(例:1つのs + 2つのp → 3つのsp2)。 混成軌道は、電子同士の... -
講義
【医学部編入】有機化学講義003「結合論その2-1 化学結合の種類と、分子軌道」
この記事の要点 有機化学で重要な結合は、電子を「共有する」共有結合と、電子が偏る(イオン化する)イオン結合の2つである。 電子は、決まった「原子軌道」(s軌道、p軌道など)に、決まったルール(フント則など)に従って収容される。 原子同士が近づ... -
講義
【医学部編入】有機化学講義002「結合論その1 周期表と電気陰性度」
この記事の要点 化学結合とは、原子が「最外殻電子をどのように持ち合うか」であり、その形態が共有結合やイオン結合として現れる。 結合の形態を決定するのが「電気陰性度」(電子を引き付ける強さ)であり、周期表の右上にいくほど強くなる。 原子間の電... -
講義
【医学部編入】有機化学講義001「学習の全体像」
この記事の要点 この記事は、医学部編入試験における「有機化学」の学習の全体像(オリエンテーション)を解説する。 編入試験の「生命科学」を深く理解するには、そのルーツである「有機化学」のルールを学ぶことが不可欠である。 有機化学の本質とは、「... -
勉強法と戦略
【医学部編入】勉強計画の立て方。年、月、週、日 全スケールで目標と行動を決めよう!
この記事の要点 合格の可能性は「計画の質」の二乗に比例する((合格可能性) ∝ (計画の質)²)。計画が「合格」という大目標と「日々の行動」を結びつけ、勉強時間と集中の質を最大化するためだ。 計画の本質は「逆算」であり、「年」「月」「週」「日」の... -
勉強法と戦略
【医学部編入】2次試験の対策方法まとめ
この記事の要点 この記事は、ぶっでぃが以前執筆した詳細記事(小論文2.8万字、面接1.7万字)から「即実践可能な対策方法」のエッセンスを抽出した二次試験(面接・小論文)対策ガイドである。 二次試験対策の本質は、「内面を磨く(知識・考え方)」こと... -
勉強法と戦略
【医学部編入】KALSって受講するべきですか・・・?効果最大・より時短・より高品質・より低価格を考えたときに、とるべき手段とは?
この記事の要点 この記事は、「KALSを受講すべきか?」という受験生の最大の悩みに対し、ぶっでぃが受験前に立てた「仮説と検証」を公開する。 教育業界は変動費が極めて低い利益率が非常に高いビジネス。受講人数が損益分岐点を超えた後は、受講人数が増... -
勉強法と戦略
【医学部編入】演習書・問題集の進め方④ ~アウトプット訓練の具体的動作。反復の質と時間帯効果を考えよう!~
この記事の要点 この記事は、演習書の反復効果を最大化する「質」と「量」について解説するシリーズの最終回である。 演習の目的は以前の記事で触れたとおり「実戦形式に慣れる」ことであり、反復効果は(反復の質)×(反復の量)で決まる。 生命科学・英...
