【医学部編入】有機化学講義013「アルカンその3-3　『立体配置』の安定性」

2025 11/08

2018年10月21日 2025年11月8日

この記事の要点

「立体配置（りったいはいち）」の安定性について解説する。
※動画内で「立体配置」と誤用しているが、正しくは「立体配座」であるという重要な訂正が含まれている。
「立体配置」とは、結合を切断しないと変わらない空間配置のことであり、単結合の回転で変わる「立体配座」とは異なる。（※記事の訂正に基づくと、この回は「立体配置」を扱っている）
アルカンの立体配置による安定性の違いは、特に「環状アルカン」（例：シクロヘキサン）において重要となる。
編入試験で頻出のトピックとして、シクロヘキサン環における置換基の位置である「アキシアル」と「エクアトリアル」の安定性について一般論を説明する。
さらに、その一般論が当てはまらない例外（アノマー効果）についても触れる。

※ホワイトボードには左上に「立体配置の安定性I」と書き、

動画内のコトバでも「立体配置」と言っておりますが、実際は「立体配座」の説明をしています。

単結合の回転で変わる空間配置･･･立体配座
結合を切断しないと変わらない空間配置･･･立体配置
→今回は「2.立体配置」です。　※1.立体配座は前回、アルカンその3-2で扱いました

こんにちは！

ぶっでぃです^^

全６回の「アルカンの立体構造」シリーズ、

今回のテーマは、「立体配置の安定性」です。

アルカンの立体配置の違いで、

分子の安定性が異なるのは、

その分子が環状アルカンである場合です。

この講義では、環状アルカンで注意すべき立体配置について、

アキシアル・エクアトリアルの一般論/総論
一部の例外（＝アノマー効果）

…についてお話しします。

詳しくは動画をご覧ください^^

（例によって、医学部編入試験で頻出の問題を例題として取り上げています）

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