こんにちは!
ぶっでぃです^^
さっそく有機化学の講義本体に入っていきます!
今回は、結合論(その3-2)「各種元素同士の結合様式の性質」をテーマにお伝えしていきます。
※結合論については有機化学の学習において「基礎中の基礎」となる重要な箇所ですから、かなり重点的にお伝えしています。
※なお、ここで述べることの理論的根拠は量子化学で学びますから、楽しみにしておいてください。
目次
Cと、そのほかの元素との結合
ポイント1 同種元素同士の結合においては、結合距離と結合距離は独特の値をとる
C-C、H-H、Cl-Cl結合の結合エネルギーと結合距離は、各々異なる。
原子核の大きさ、電荷、質量、電子の個数が異なるわけですので、当然と言えば当然である。
それでは、次にC-H結合、C-Cl結合について考えてみる。
ポイント2 異種元素間の結合においては、同種元素同士の結合との中間値を取る
多くの場合、異種元素間の結合においては、
結合エネルギおよび結合距離において、同種元素同士の結合の中間値をとる。
すなわち、
C-H結合は、C-C結合とH-H結合の中間値をとり(下図青矢印)
C-Cl結合は、C-C結合とCl-Cl結合の中間値をとるのである(下図赤矢印)
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