こんにちは!
ぶっでぃです^^
今日は、医学部編入学制度の概要について述べていきます!
初心者のあなたにぴったりな質問を選んで、シンプルにスパっと答えていきますね^^
医学部に編入学なんてできるんだ!?
はい、できます^^
出願資格は大学によって微妙に異なってきますが、
大前提+共通項として、
大学の医学部医学科以外の学部を一度卒業した人(=「学士」の学位を持つ人)であれば、
誰でも医学部に編入学できます。
※一部、大学に入学したがまだ卒業していない人の編入学を許可している大学もあります。
2017年は群馬大学と筑波大学がそうでした。
また、東海大学は、上記に加え高等専門学校や短期大学卒業生に対しても門戸を開放しています。
何年生に編入学できるの?
多くの大学は、
- 2年次(2年生の4月から)
- 2年次後期(2年生の9月から)
- 3年次(2年生の4月から)
のいずれかです。
以前は3年次編入学も多かったのですが、
現在は、2年次編入学が大半を占めています。
医学部の教育内容は、21世紀に入って急速に増えました。
そのため、医学専門教育が以前より前だおしで行われるようになったのです。
それに伴い、編入学時期に関しても、現在では殆どの大学で2年次編入学に移行しています。
現在も名古屋大、千葉大、島根大などは3年次編入学を実施しています。
2年次編入学よりも一年早く卒業できますから、
近年は医学部編入のレアキャラとして人気が殺到しているという話も聞きます。
たしかに、3年次編入学によって
卒業までの在学年が一年早まるのはメリットだと思います。
特に、一度大学を卒業してからの学び直しですから、
少しでも早く卒業したいですよね。
しかし、3年次編入学では、既述の医学専門教育前倒しの影響により、
勉強に無理がでて、カリキュラムついていけずに留年したり、
時間をかけて学びたい箇所も暗記に走らざるを得ないなど、
いろいろ無理が出ているという話を聞きます。
本来なら2年生・3年生は、
医学を習得する基盤となる基礎医学をじっくり学ぶべき学年ですし、
これから医師・医学研究者として活躍する上での基盤となる学年です。
この大事な時期に、情報の密度が高くなり負荷が大きくなるのを考慮せずに、
安易に3年次編入学を選ぶことは果たして適切か?
自分が設計するキャリアと価値観と照らし合わせて、
改めてしっかりと考えた方がよいと思います。
(そのうえで3年次編入学することを否定するわけではありません)
なお、志望大学を選ぶときは、時間の節約も大事なのですが、
そのほかの要素の寄与も考慮することが重要ではないかと思います。
志望大学の選び方については、こちらの記事にまとめたので
こちらもご覧下さい^ ^
あらかじめ知っておいたほうがよい話
ちなみに4月入学の場合、
授業やオリエンテーションが3月末から始まる場合(!)も多々あります。
多くの場合、授業の開始は年度初め最初の平日が多いようです。
また、入学式が平日に設定されていると、
すでに授業が始まっていて入学式に出席できないなんてことも・・
※僕も今年そのパターンでした。入学書類には入学式の案内もあったのに(笑)
また、9月入学だと、入学試験が7月・8月だったときに、
合格通知をいただいた後、すぐ家探しをしないと間に合わないなんて事態もあるそうです。
どんな大学が医学部編入学を実施しているの?
国立大学28校と、私立大学5校です。(2017年受験時のデータ)
実施大学の詳細については、コチラの記事をご参照ください^^
なぜ、医学部に他学部出身の人を編入学させてくれるの?
「一度大学を卒業したり社会経験・研究経験をつんだりした人は、
高校を卒業したての若者には無いものをもっているから」
の一言に尽きます。
彼らになくて、大学卒業者にあるものとは、大別すると次の3つに分類できます:
- 他分野における専門性 (医学への新しい風)
- 人生経験、実務経験、円熟した人格 (良医の資質)
- ○○をするために医師になる、という強い目的意識 (強い向上心と向学心)
※()内は受け入れる側にとってのメリット
以上のうち、3は必須であり、
研究志向の大学では1、臨床志向の大学では2が求められるでしょう。
すなわち、編入学した医学生は他の医学生より学業成績優秀で、
医師になったあとも目標達成のために、
たゆまぬ努力を続け、成果を出し続けることが要求されます。
編入学試験では、どの大学でも必ず面接があります。
その時のアピールポイントは上記3点に集約されますし、
面接官も、その3点を持っている受験生かどうかを知るため、徹底的に質問してきます。
また、入学後も上記3点を満たし続けなければ、
将来、医学部編入学制度そのものが見直されてしまうかもしれません。
受験科目にはどんなものがあるの?
学力試験(筆記)、面接、小論文試験などがあります。
学力試験は、一般大学入試の科目とは異なり、センター試験がありません。
理科系科目(生命科学、物理、化学、数学)と英語の出題が大学ごとになされます。
出題レベルは、大学レベルである場合が多いです(特に生命科学において)。
また、面接・小論文の結果が重要視される場合がとても多いです。
受験科目については、コチラのリンク先に詳しく書いています^^
編入学試験はいつごろ行われるの?
入学試験の実施時期は大学によってまったく異なり、
一言で言うと1年間のなかに試験日程が分散しています。
ですが、疎密はあります。
1年間のうち、最初のピークは、
4月頃に募集要項の発表&出願がはじまり、5月~8月に試験が多く集中します。
その後、いちどピークは収まりますが、10~12月に再び試験が集中します。
1年間を通すと、年度の前半に高難度といわれる大学が集中する傾向があります。
(後半への合格が簡単という意味ではありません。あくまで相対的な話です)
編入学試験は併願できるの?
記述したとおり、
入学試験の実施時期は大学によってまったく異なるので、
大学間で試験日程の重複が無く、あなたのお金と時間が許す限り、
何校でも併願可能です。
これは医学部編入学試験において重要な特性です。
つまり、複数校に合格するというパターンが頻出するのです。
しかしながら、身はひとつしかありませんから、入学する大学は最終的に1校に絞られ、
それ以外の大学に対しては辞退の届出を行うことになります。
後述しますが、試験シーズンが終わった後、
辞退・追加合格の嵐が吹き荒れます。
倍率はどれくらいなの?
見かけ倍率は10~20倍ですが、
合格に食い込むレベルの競争相手間では3倍程度と思われます。
詳しくはこちらの記事に書きました^^
「合格者数のうち72.5%がKALS受講生」の実際
KALSのwebサイトに、
国公立大学合格者の72.5%が河合塾KALS受講生です。
という記述がありますが、
実際はどうなのでしょうか?
詳しくはこちらの記事に書きました^^
KALS内の競争と倍率
全国の国公立大学の総定員に対して、
KALS受講生と、非KALS生とでは約半数です。
僕の中で、どうしても知りたい情報がありました。
それは、KALSの医学部編入講座を受講している人は全国にどれくらいいるのか?
ということです。
詳しくはこちらの記事に書きました^^
合格難度はどれくらいなの?
だいたい一般の医学部受験と同等とお考え下さい。
詳しくはこちらの記事に書いています^^
追加合格はあるの?
あります。
いや、めちゃめちゃあります。
詳しくは、コチラの記事に書きました^^
どうやって志望校を選んだらよいの?
大きく分けて3つの指標があります。
- 合格可能性
- 自分の進みたい分野に強みがある
- 大学の格
詳しくはこちらの記事に書きました^^
合格するまでの勉強期間はどれくらい?
僕の周りを見渡してみると、
合格している人は、比較的短期間で合格しているイメージです。
生命科学出身者や理工系の人で、
勉強に着手してから半年~1年半
(KALSを使ってブーストかけている人は3か月程度という人もいます)、
その他分野(文系等)出身者も、
勉強に着手してから1年~2年で合格されている方が多いと思います。
合格までの勉強期間と、勉強時間について、
実績・経験をもとに論理的に考察を行った記事がありますので、
そちらもご覧ください!
理系と文系だと、やっぱり理系が有利?
必ずしも理系有利とは言い切れません。
詳しくは、こちらの記事に書きました^^
受験者層は一流大学出身? 学歴が合格に関係する?
必ずしもそうとは言い切れません。
コチラの記事に詳しく書きました^^
受験者の学位や年齢はどれくらい? 有利不利はある?
年齢は、20代前半から40代までとさまざまです。
年齢ごとの有利不利は、コチラの記事で考察しているので、ぜひご参照ください^^
2018年入学の大阪大学医学部編入学生にかんしては、
2018年度大阪大学医学部学士編入学試験 情報頒布会によれば、
- 20代前半 1名
- 20代後半 2名
- 30代前半 3名
- 30代後半 2名
- 40代前半 1名
という人数分布でした。
また、学位に関しては、学士・修士・博士さまざまです。
全国の編入学者の総数から分布を取ることは困難ですが、
本年の大阪大学医学部学士編入学では、
- 学士 2名
- 修士 2名
- 博士 5名
でした。
阪大は研究志向の大学なので、博士持ちが多いと思われす。
他大学では、学士・修士持ちも多いようです。
予備校があると聞いたけれど?
はい、あります。
河合塾KALSや清光編入学院などが、代表的です。
合格とは、努力が正しい方向性で行われたとき、授かるものであると考えます。
予備校を利用することの本質は、
方向性(傾向分析と学習範囲)をアウトソーシングするというものです。
出題範囲や受験全般の情報が各校によって様々で、
インターネット上でも情報が錯綜している医学部編入において、
勉強の方向性がしっかり定められるとことは、それ自体大変貴重です。
特にKALSは、生命科学における教材の質は大変すばらしいと思いますし、
受講することで得られる効果は十分高いと思います。
また、模試を受験することで、
現時点の学力を把握して学習計画を微修正できますし、
受験生間での自分の相対的な立ち居地を知ることもできます。
ですが、学習範囲模試をアウトソーシングするという本来の目的に立ち返ると、
高額な受講料を支払い、フルコースで受講する必要が果たしてあるのかは、、、
申し込み前にしっかりと考える必要があると思います。
合格するにはどうすればいい?
まず結論から言います。
>>TOPページの一番上にある
「◆◆初めての方へ◆◆」以下の記事に書いてあることを、
足さず引かず行動していただくことが、
効果最大かつ時間最短で合格に近づいていただく方法です。
ですが、多くの方が気になるのが(ひょっとするとあなたも)、
「学力選考を通過するにはどうしたらいいの!?」
ということではないでしょうか。
結論から申しますと、学力選考を通過するための最重要なエッセンスは、
反復です。
では、何を反復すればよいのか?
この疑問に対しては、>>コチラの記事に解説しているので、
気になる方はぜひチェックしておいてください^^
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コメント
コメント一覧 (2件)
[…] また、勉強時間については、一般的な合格者の例をコチラの記事に書きました。 […]
[…] そうなると、そもそもなぜ編入学させるのか?という話になってくるので、 […]