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こんにちは!

ぶっでぃです^^

 

今日は、医師になるには研修が必要なのか!? 研修とはどんなものか!?

という疑問に答えていきます。

 

医師になるには「医師国家試験」に合格し、

「医師免許」を取得する必要があることはこちらの記事に書きました。

ですが、みなさんが「お医者さん」とイメージしている仕事の多くは、

さらに「初期臨床研修」を修めることが必要になってきます。

健康保険と保険医

日本国民である限り、何らかの健康保険に加入することが義務付けられています。

これを国民皆保険といいます。

※日本では1961年に国民健康保険法が改正され、国民皆保険が確立しました。

 

健康保険は、

病院にいくと医療費の負担額が3割(後期高齢者は1割)まで低減するほか、

その他医療を受けることで支出が増えた場合、

多くの税制上の優遇措置を受けることができる制度です。

 

保険医とは、

健康保険を適用できる診療(保険診療)を行うことのできる医師をいいます。

つまり、僕たちが抱いている「お医者さん」のイメージが、保険医ということになります。

なお、保険医でなければ、医療機関で「長」のつく医師になることはできません。

初期研修と後期研修

保険診療に従事しようとする医師(≒将来臨床医になりたい医師)は、医師免許を取得後、

2年間の初期臨床研修と、3年間の後期臨床研修を経験します。

※初期臨床研修、後期臨床研修、ともに米国の医師の研修制度をモデルにしています。
前者で研修中の医師をインターン、後者で研修中の医師をレジデントと呼んだりします。
かつて日本で研修中のお医者さんを「インターン」と呼んだのはこれに由来します。

 

さらに、2018年より専門医制度がスタートし、後期臨床研修終了後も数年の修行期間を経て、

各専門分野の専門医資格を取得することになります。

 

保険医になるのに義務なのは初期研修

このように、一人前のお医者さん(の卵)=保険医になるには、

さまざまな研修・修練・勉強が必要になってきます。

 

このうち、法律で義務になっている研修は初期臨床研修のみです。

すなわち、保険医となるためには

  1. 医学部医学科に入学し、無事卒業して
  2. 医師国家試験に合格し、医師免許を取得して
  3. 2年間の初期臨床研修を修了する

という3ステップが必要となります。

 

たとえ将来研究の道に進んで、研究の合間にアルバイトをしたいと思っても、

医学部(6年間)を出て、初期臨床研修(2年間)を終えなければならないので、

最低8年間は医師としての修行期間が必要ということになります。

 

なお、専門医制度は、

「それぞれの診療領域における適切な教育を受けて十分な知識・経験を持ち、患者から信頼される標準的な医療を提供できる医師」
「専門医のあり方に関する検討会」より)

であることを保証する制度であり取得義務はありません

また、建前上は専門医を取得しなくても、どんな診療科も標榜できます
(これを自由標榜制といいます)。

※ただし専門医を取得しないと採用面などでの差異が生じる可能性が高いです。
また、専門医制度が世論に浸透するにつれ、患者さんが専門医の取得を来院の基準とすることもあり得ます。
そのため、保険医=臨床医として生きていくことを選ぶ場合、専門医取得までを目指すことが今後の流れとなっていくことでしょう。

 

ちなみに、後期臨床研修は、

患者さんを診療しながら、各分野の専門医となるための修練・勉強の期間

であると位置づけられます。

初期臨床研修は複数の診療科をローテーションして様々な経験を積みますが、

後期臨床研修は自分がどの診療科に進んでどの専門医を取得するかを決め、その業務に集中します。

そのため、後期臨床研修中のお医者さんのことを専攻医といったりもします。

こちらも法律上の義務はありません。

 

初期臨床研修は2004年に義務化(必修化)されました。

それ以前も研修自体は行われていましたが、

「努力規定」であり「義務(必修)」ではありませんでした。

※研修制度の変遷:
昭和21年に、実地修練制度(いわゆるインターン制度)が創設され、
大学医学部卒業後、医師国家試験受験資格を得るための義務として、
「卒業後1年以上の診療及び公衆に関する実地修練」を行うこととされました。
その後、昭和43年に、実地修練制度が廃止され、臨床研修制度が創設されました。
これまで大学医学部卒業後1年間の研修を受けた後に医師国家試験を受験するのではなく、
卒業直後に医師国家試験を受験し、医師免許取得後に2年以上の臨床研修を行うように
努めるものとするとされました。これは必修ではなく努力規定でした。

初期研修が不要な職種もある

しかし、以下のように、

医師免許が必要であるが保険医ではない職種(=初期臨床研修が不要)もあります。

  • 基礎医学/社会医学研究者
  • 法医学者・監察医
  • 産業医(一定規模以上の事業場に勤務する医師)

 

一方、保険医である職種(=初期臨床研修が必要)は以下のとおりです。

  • 臨床医(=いわゆるお医者さん)
  • 医系技官
  • 公衆衛生医師(保健所等医師)
  • 病理医・放射線診断医
  • メディカルドクター(製薬会社勤務の医師) ※法律上不要だが、実質上必要

 

ただ、上に書いたように2004年に保険医の初期臨床研修の修了が義務化されてから、

医師としてのツブシが利くには、(=要は仕事に困らない。もっと有り体に言うとアルバイトができる

とにかく初期臨床研修が必要という時代になりました。

 

また、製薬会社で医師として勤務するメディカルドクターは、

臨床医としての経験を重宝されて採用されるケースがほとんどですので、

そうなると実質的には初期臨床研修の修了が必要となります。

 

ですので、初期臨床研修が義務化されていない職種を希望する場合も、

とりあえず初期臨床研修までは修了しておくという人が増えてきています