こんにちは!

ぶっでぃです^^

 

まいど大好評の「医学部編入 演習書・問題集の進め方」シリーズ、

とうとう今回で最終回(第4回)となりました。

 

今回のテーマは、

「アウトプット訓練の具体的動作について。反復の質と時間帯効果を考えよう!」

についてお伝えしていきます^^

 

おさらい:演習をこなすことの意義

>>第1回でもお伝えしたように、演習を行う意義は、

「実戦形式」「慣れる」こと

でした。

第3回まで、上記意義を最大化するための方法を考えてきました。

その結果、

  1. 「慣れる」ために、1冊3回の反復が大事(第1回)
  2. 「実戦形式」に極限まで近づけるために、教材を適切に選定して例題(レベル)を集中的に解き(第3回)、その過程で答えがわからなければ積極的に見よう(第2回)

・・・という結論を得てきました。

ある意味、医学部編入における演習書のこなし方は、

上記で完結していると僕は思っています。

 

ただ、このサイトのコンセプトである効果最大時間短縮必要十分 の視点から、

「慣れる」について、前回まで3回分に加え更にもう1つ、提言できそうなものがあるので、

それについて書いていこうと思います。

 

反復の質を確保しつつ、時間を短縮する。「慣れる」の最大化

「慣れる」の本質は「反復」です。

反復ですから、回数をたくさんこなすほど、その効果が高まります。

 

ですが1点、注意すべき点があります。

ここで「反復」をに分けて考えて見ます。

質とは高めるべき能力・要素のことであり、反復の目的です。

量とはその手段です。

すなわち、反復は質を確保した上で、量をこなす必要があるということです。

 

数式で表すとイメージがわきやすいかもしれません。

(反復の効果)(反復の質)×(反復の量)

 

見方を変えると、反復の質を保ってさえいれば、

より効率的で迅速に行える方法を追求すれば、それだけ量をこなせます

これは学習効果の向上を意味します。

つまり、もしあなたが確保できる勉強時間・勉強期間が変わらなくても、

実質上勉強時間が増加したことと同じ効果が得られます。

 

ところが、科目ごとに、何に慣れるかが異なりますので、確保すべき質も異なってきます。

そこで、以下では

質を保ちながら効率的・迅速に反復できる方法」を科目ごとに考え、

提案・列挙していきます。

 

生命科学

生命科学で行う演習は、以下のとおりです:

  1. テストバンク
  2. 記述・説明の訓練(200字以内:用語・機能・機序・構造など)
  3. KALSテキストなどの実戦形式問題(穴埋め、記述、考察)

 

1.に関しては、もともとwebテストですので、

PC・タブレット・モバイルを用いることになるでしょう。

 

2.および3.に関しては、いずれも文字でのアウトプットになります。

たしかに、インプット時点(=学習ステージI.用語・II.理解)では、図的理解も大事です。

しかし、医学部編入学試験では、あなたは基本的に文章で解答します。

ということは、演習(=学習ステージIII.定着、IV.記述)においてあなたがすべきことは、

文章を用いたアウトプットの質を高める訓練ということになります。

そのためには、多くの文章をアウトプットすることを、ひたすら回数重ねるしかありません。

 

そのために手書きによって演習を解いていってもよいのですが、

このさい、PC・タブレットによるタイピングや、モバイルでのフリック入力を援用し、

Microsoft Word等のワープロソフトに演習の解答をどんどん入力&蓄積してしまったほうが、

試行と改善のサイクルがより短期間で回るため、結果的に効率的・迅速となります。

また、以下の観点からも、手書きよりPC等を援用したほうアドバンテージがあります:

  • 文字の記入速度が、手書きより圧倒的に速い(上述)
  • 解答中の修正や採点が容易
  • 学習履歴をクラウド空間に共有することができ、身軽になる

 

すなわち、生命科学の演習においては、

基本的にPC・タブレット・モバイルを使用するのが適切です。

ただし、試験当日にはあくまであなたの手で筆記する必要がありますから、

動作として手書きすることにも慣れておく必要があります。

そこで、

  • 試験当日の1週間~2週間前程度まではPC等を使用して「文章によるアウトプットの質を高める」訓練をし、
  • そこから試験当日までは「手書きする」という動作の訓練をします。

手書き動作訓練のさい、あわせて、あなた自身の筆記スピード(何文字/分ペースか?)を計測しておくことをオススメします。

生命科学 演習の反復方法 まとめ:

質(反復の目的) ・・・ 文章によるアウトプットの質

量(反復の手段) ・・・ PC等によるワードプロセッサの援用

 

 

数式系科目: 物理学/化学(物理化学・無機分析化学)/統計学

物理学、化学(物理化学・無機分析化学)、統計学は、ここでは一緒に扱います。

以後上記の科目群を数式系科目と呼びます。

というのも、いずれの科目も行う演習は、ひたすら演習書を解いて数式展開する、だからです。

 

人によっては、数式展開を理解したり自分で展開できるようになるのを、

難しく思ったり才能が必要だと思っている方もいるかもしれません。

しかし、実のところ、数式展開の理解・活用能力は

慣れ=回数をどれだけこなしたか で決まります。

 

数式展開はパターンです。

そしてそのパターンは、

  1. 私たちが実際に手を動かしてみて、
  2. どのように式が変化していくかを目で見て、
  3. 出発点→結論までのストーリーと、その意義・意味を頭で理解する

・・・という性質のものです。

すなわち、数式系科目を習得するには、

手、目、頭のすべて同時に駆使して習得しなければいけないのです。

ですので、思考停止的に写経していてもまったく力はつきませんし、

かといって目で追ったり、読んで頭で理解したつもりになっても、やはり力はつかないのです。

大切なことなので繰り返しますが、

数式系科目の反復の質は手、目、頭、全てを同時に駆使することにかかっています。

 

生命科学では、文章がアウトプットの主体であったため、

PC等の援用をオススメしました。

しかし、数式系科目では、手、目、頭のすべてを同時に駆使しなければ科目を習得できないわけですから、

反復の質を確保するためにはPC等は援用することができません(※)。

必然的に、手書きで演習を解くしかなくなります。

(※そもそも数式をPC等で入力しようとすると非常に時間がかかるため、PCでの時短効果も期待できない)

 

しかも、これは慣れ=回数をこなさなければ体得できません。

すでに別記事で述べたように、>>数式系科目の成長曲線は指数型です。

これは、手、目、頭の全てを使って地道に数式展開に全身で慣れる必要があるからです。

ある意味運動と同じで、体得というものは時間がかかるものです。

さらに、PC等が援用できないため、時間消費にも拍車がかかります。

そのため、最初はつらいですが、粘り強く取り組んで「慣れる」しかありません。

 

しかし、これはある意味チャンスです。

というのも、

数式系科目の習得には、本来向き不向きなど存在しないし、

また特別な才能も必要ないことが、この記事で明らかになったからです。

もしあなたが数式系科目に苦手意識を持っているなら、

「うわっ、数学だ」と敬遠せず、まずは取り掛かってみてはいかがでしょうか?

さいわい、このサイトでは、高校レベルの数学さえ理解できれば容易に理解できるような教材がすでに選定され、あなたに提示されているのです。

ここまでくると、あとは、

めげずに取り組み続けたものだけが、栄冠を手にする

ということではないでしょうか。

そして、それこそが本当の才能だと、僕は思います。

数式系科目 演習の反復方法 まとめ:

質(反復の目的) ・・・ 手、目、頭を全て同時に駆使して、数式を「体得する」

量(反復の手段) ・・・ 手書きで演習書を解く。地道に何度も(具体的には1冊を3回解く。

 

 

化学(有機化学)

有機化学も、考え方と結論は、数式系科目と同じです。

 

すなわち、

  • 習得するには、手、目、頭を全て同時に駆使しなければならない
  • ゆえに、手書きで演習を解く

です。

 

違いは、数式化学構造式かだけです。

数式に展開のパターン、ストーリー、法則性というルールがあったように、

有機化学の反応論・構造論に登場する構造式にも、結合論、記法、電子移動、共鳴構造などのルールがあります。

 

もちろんルールそのものは数式と異なりますが、

ルールを体得するために手、目、頭の全てを同時に駆使するという点ではまったく同じなのです。

 

有機化学は、数式系科目と異なり、覚えるべきことも相当数あります。

ですので、よく「有機化学は暗記科目」と勘違いされてしまいます。

もちろん有機化学の一側面としてその性質も持ち合わせていますが(たとえば反応をそれなりに覚える必要は確かにある)、

一方で立体構造までも考慮して化学構造式を書こうとすると、

やはり手、目、頭を全て駆使した体得が求められます。

(両方の性質を持つからこそ、既に別記事で述べたように>>成長曲線の概形が生命科学とも数式系科目とも異なるのです)

有機化学 演習の反復方法 まとめ:

質(反復の目的) ・・・ 手、目、頭を全て同時に駆使して、化学構造式を「体得する」

量(反復の手段) ・・・ 手書きで演習書を解く。地道に何度も(具体的には1冊を3回解く。

 

 

英語

英語の演習は、

  1. 語彙力向上 →ボキャビルダー(※初月無料&気に入らなければ1ヶ月以内解約で課金なし)
  2. 文章力向上 →和訳、要約、英作文
  3. 読解力向上
  4. TOEICTOEFL対策)

の4種類でした。

 

1.はもともとwebシステムなので、PC等を使用します。

2.は文章としてのアウトプットの質を高めるのが目的なので、

生命科学と同じようにPC等によるワードプロセッサの援用を推進するのが近道です。

3.は、読む訓練なので媒体は問わないでしょう。

4.も、優れた対策書が既に出ており、それに対する手書きの書き込み程度はすると思いますが、

ディクテーションなどを行う際はやはりPC等によるワードプロセッサの援用を推進するのが時短です。

 

以上、英語も、本質的に文章としてアウトプットがなされる科目なので、

生命科学と同様、PC等の援用が強く推奨されます。

英語 演習の反復方法 まとめ:

質(反復の目的) ・・・ 文章によるアウトプットの質

量(反復の手段) ・・・ PC等によるワードプロセッサの援用

 

まとめ

 

今回の記事は、「医学部編入 演習書の進め方」(全4回)の

最終回でした。

 

そもそも演習とは、

「実戦形式」「慣れる」こと

というものでした。

 

この定義・目的に対し、これまでの3回の記事では、効果的な実施方法について議論を重ね、以下の知見を得ました:

  1. 「慣れる」ために、1冊3回の反復が大事(第1回)
  2. 「実戦形式」に極限まで近づけるために、教材を適切に選定して例題(レベル)を集中的に解き(第3回)、その過程で答えがわからなければ積極的に見よう(第2回)

 

ある意味3回で終わりと思われる上記議論に加え、

第4回では「慣れる」について、さらに効果的な方法を提案しました。

 

「慣れる」の本質は「反復」です。

反復の効果は、次のように要素分解されます。

(反復の効果)(反復の質)×(反復の量)

 

科目ごとに、何に慣れるかが異なりますので、確保すべき質も異なってきます。

そこで「質を保ちながら効率的・迅速に反復できる方法」を科目ごとに考えました。

 

生命科学 演習の反復方法:

  • 質(反復の目的) ・・・ 文章によるアウトプットの質
  • 量(反復の手段) ・・・ PC等によるワードプロセッサの援用

数式系科目(物理/化学(物理化学・無機分析化学)/統計学) 演習の反復方法:

  • 質(反復の目的) ・・・ 手、目、頭を全て同時に駆使して、数式を「体得する」
  • 量(反復の手段) ・・・ 手書きで演習書を解く。地道に何度も(具体的には1冊を3回解く。

有機化学 演習の反復方法:

  • 質(反復の目的) ・・・ 手、目、頭を全て同時に駆使して、化学構造式を「体得する」
  • 量(反復の手段) ・・・ 手書きで演習書を解く。地道に何度も(具体的には1冊を3回解く。

英語 演習の反復方法:

  • 質(反復の目的) ・・・ 文章によるアウトプットの質
    ※ただし、秀逸な英単語暗記システムであるボキャビルダーに関しては、Webシステムをそのまま用いる
  • 量(反復の手段) ・・・ PC等によるワードプロセッサの援用

 

基本的に、アウトプットの根幹が文章である科目(生命科学・英語)について、

PC等によるワードプロセッサの援用が非常に大きな威力を発揮する、と考えてよいでしょう。

 

とはいえ、僕たちは、反復を主眼に置いたとき、つい量をこなすことに注力しがちです。

しかし実際は、質を確保することに重きを置くべきです。

その質とは何か? 上記に列挙した各項目はそのエッセンスです。

ぜひ、質あってはじめての演習であることを忘れず、

日々のトレーニングを行うようにしてください。

 

本項冒頭に示した「演習書のこなし方(第1~3回)」の方法に加え、

今回の記事で得られた科目別反復方法も駆使すれば、あなたの学力を磐石なものとなるでしょう。

ぜひ医学部編入学試験においてゆるぎない合格実績を勝ち取ってください。

 

あなたのことを、心から応援しています。

 

追伸 P.S.

※2018.10.21停止中

近々、何らかの形で直接サポートを再開いたしますので、お待ちください。

なお引き続き、感想・ご報告は受け付けています^^
返信はお約束できませんが、すべてに目は通しています。
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